春季企画展示「地域の中の湯舟坂2号墳~発掘40周年記念展~」
湯舟坂(ゆぶねさか)2号墳は、金銅装双龍環頭大刀(こんどうそうそうりゅうかんとうたち)など国の重要文化財に指定されている貴重な副葬品が出土した古墳であり、令和3年はその発掘調査から40年にあたります。調査の現地説明会には2,000人以上の見学者がつめかけ、取材のためにヘリコプターが飛ぶなど、全国的に注目を集めました。
湯舟坂2号墳が所在する須田区では、慰霊祭や古墳祭り、古代の丘公園の整備など、黄金色に輝く大刀の発見から現在までさまざまな活動が行われているほか、京丹後市内外で様々な関連グッズが作られるなど、湯舟坂2号墳は現在に至るまで語り継がれる遺跡となっています。
この企画展では、地域に残る湯舟坂2号墳関係の写真や印刷物、製作物などを通して、これまでこの古墳がどのように大切に受け継がれてきたのか考えます。
会期 ~2021年8月1日(日)【会期延長】
時間 午前9時30分から午後4時まで
場所 丹後古代の里資料館 企画展示室
主催 京丹後市教育委員会、丹後古代の里資料館
※昨年度延期になりました関連事業に京都地域未来創造センターは共催しています。(現在日程調整中)