【2022ACTR調査研究】綾部市君尾山光明寺で本堂の芳名標調査等を実施しました!

「由良川がつなぐ海と森の京都ー宮津市由良地区と綾部市上林地区の文化資源の発掘と活用ー」

研究代表者:横内裕人 文学部 歴史学科 教授

2022年8月29日(月)・30日(火)に綾部市君尾山光明寺にて、本学歴史学科および同志社大学井上一稔教授、福知山公立大学小山元孝教授のゼミ生ともに本堂・太子堂・行者堂の仏像、本堂の芳名標を調査しました。聖徳太子像・理源大師像に像内銘が確認され、また弘法大師像が室町時代に遡る作品であることわかりました。また本堂の修復芳名標調査では、出前授業の一環として上林中学校の中学生が調査に参加し、祖父母世代の方々が本堂の修理維持につとめていた歴史を学んでいました。今後も調査を継続します。ご期待下さい。(歴史学科・横内裕人)

上林中学校生徒と京都府立大学学生による芳名標調査の様子
同志社大学井上一稔教授による解説の様子
上林中学校生徒への出前授業の様子