【2022ACTR調査研究】開発中の木材検収アプリと強度推定アプリを林業大学校で実演!!

「木材流通京都モデルの構築に向けたICTを活用した森林資源情報の把握と流通システムの社会実装に関する研究」

研究代表者:生命環境科学研究科 神代 圭輔 准教授

今回(9月28日)、京都府立林業大学校の「木材加工」の講義において、京都府森林技術センターの研究員とともに、ACTRにて開発中の木材検収アプリ(丸太をスマホで撮影すると直径・本数が瞬時に分かるアプリ)及び強度推定アプリ(丸太の叩いた時の固有振動数をスマホで測定し強度を推定するアプリ)の実演を行いました。

林業の現場では、アナログ的な作業が数多く残る中、ICT(情報通信技術)の活用・現場導入が求められています。次代を担う若い世代が積極的にICTを活用して欲しいという思いで実施しましたが、実際にアプリを触って積極的に使おうする学生の反応・感想からも、今後の可能性が感じられました。

今回の講義は、スマート林業推進講義として、林業大学校シラバスにも新たに位置付けられています。今後とも、次代を担い、森林・林業に関連する現場で活躍が期待される人材の育成につながるよう、府下の教育機関と連携の上、引き続きACTR研究を推進していきます。

強度推定アプリの実演をしている様子

 

木材検収アプリの実演をしている様子