【2022ACTR成果発信】京都府北部のMALUI連携による文化資源を活かした地域づくり

「京都府北部のMALUI連携による文化資源を活かした地域づくり」

研究代表者:文学部 東 昇 教授

歴史学科文化情報学研究室では、2022年度ACTRの一環として、舞鶴地域でMALUI連携の文化資源データ作成、連携WEB「まるまる舞鶴」の制作を進め、まもなく公開します。MALUI連携とは、M(博物館)A(文書館)L(図書館)U(大学)I(企業)の文化資源情報を集約し、地域において活用を行う事業です。

これまで、研究室では5回の現地調査を行い、舞鶴市郷土資料館や舞鶴地方史研究会のみなさんと共同で、木船家文書調査を実施し、文化資源データを作成しています。木船家文書は、舞鶴市溝尻地区の大庄屋を務めていた木船家に伝来する、近世から近代にかけて約1万点にわたる文書群です。現在全体の8割が終了し目録・画像データを作成しており、引き続き現地で調査を進めていきます。

舞鶴市郷土資料館での調査の様子