【ACTR成果発信】MALUI連携WEB「まるまる舞鶴」を公開しました

研究テーマ:京都府北部のMALUI連携による文化資源を活かした地域づくり

研究代表者:文学部 東 昇 教授

京都府立大学歴史学科では、2022年度ACTR(地域貢献型研究)「京都府北部のMALUI連携による文化資源を活かした地域づくり」(研究代表:東昇)の一環として、舞鶴地域でMALUI連携の文化資源データ作成を行いました。このたび、その成果である連携WEB「まるまる舞鶴」を公開しました。

「まるまる舞鶴」http://marumaru.kpu-his.jp/

MALUI連携とは、M(博物館)A(文書館)L(図書館)U(大学)I(企業)の文化資源情報を集約し、地域において活用を行う事業です。これまで、MALUI連携WEBは大学と図書館の個別検索はありますが、複数機関・団体のデータを一括検索できるものは国内でも稀です。

この連携では、個々に存在する各機関の連携を促進→各機関の情報を集約→それらの情報・文化資源の共有化をはかり、地域づくりに新たな循環を作り出すことを目標としています。地域のみなさんの文化資源をシェアする場所として、「まるまる舞鶴」が生まれました。
今回のスタートでは、舞鶴地方史研究会、舞鶴市郷土資料館、舞鶴山城研究会、京都府立大学が協力し、各機関・団体がこれまで作成した刊行物などのデータを検索・閲覧できます。現在、コレクション16件、コラム650件を掲載し、今後も追加していく予定です。