研究テーマ:京都府宇治の抹茶製造工程で廃棄される茎から得られる抗菌物質の活用法
研究代表者:生命環境科学研究科 岡 真優子 准教授
京都府農林水産技術センター農林センター茶業研究所では「新時代の宇治茶イノベーションの拠点」として、宇治茶の価値・魅力を発信しております。
2024年2月15日(木)に行われました令和5年度茶業研究所研究報告会では、府内の茶生産者及び関係機関等を対象に機械摘採てん茶の製茶条件自動設定技術、てん茶工場におけるコンタミネーションリスクの軽減技術などの報告があり、京都府立大学からACTRで取り組んでいる「京都府特産物抹茶原料の副産物である茎を活用した抗菌物質の探索」について、共同研究者である大学院生命環境科学研究科の篠原明莉さんより研究成果の報告がありました。
参加者のアンケート結果等から報告の内容がわかりやすかったとの評価が多くあり、今後は製茶技術、栽培管理、品種についての報告を希望していることがわかりました。