【開催報告】「地域での歴史懇話会」の開催
府大ACTR「文化庁連携による地域歴史文化の次世代継承と地域振興―綾部市君尾山(きみのおさん)光明寺の文化遺産をモデルとして―」
研究代表者:文学部歴史学科 横内 裕人 教授
11月16日(土)に綾部市の君尾山光明寺で、歴史懇話会が開催されました。
地域の方々に“きみのおさん”の愛称で親しまれる君尾山光明寺は、聖徳太子が開創とされるたくさんの歴史が刻まれたお寺。山門「二王門」は京都府北部唯一の国宝建造物として有名です。
懇話会ではACTR研究を通じて紐解かれた“きみのおさん”の物語りを、研究代表者の横内先生、研究メンバー岸泰子先生(文学部歴史学科)、および、研究室の大学院生や研究生の方が解説。普段は公開されていない古文書などの実物を広げながらの解説でしたので、当時の様子を鮮明に頭に浮かべることができました。
住職の昔話や参加者からの質問・コメントもあり、いろいろな方々の想いも知ることができました。参加者は予想を大幅に上回る34名で、地域の方々のみならず、府外から来られた方もいらっしゃいました。
<当日の様子>