【研究成果】ACTRの成果が国際学術論文に掲載されました

【2018〜2020年度 ACTRその後】
研究テーマ:産業関連情報の総合的集約とそれを用いた地域産業情報支援および情報発信産業支援サイトのあり方と活用方策
研究代表者:岩崎 雅史 センター長 (生命環境科学研究科)

3年間のACTRの研究成果をまとめた論文”Similarity-Based Network in the Industrial Community of Joyo City”が、データサイエンスの国際学術論文誌に掲載されました。論文の内容は、インタビューデータをもとに城陽市の産業構造を分析したもの。この結果を活用して城陽市産業支援サイト(JoInT)が構築されています。

研究を始めた当初は、地域産業に関しては完全な素人でしたので、初めて聞くような専門用語に悪戦苦闘しました。しかしながら、周りの温かいサポートのおかげで少しずつ前進することができ、初めての挑戦にもかかわらず地域貢献研究の醍醐味を知ることができました。日本語でも不慣れな専門用語を英語でどう表現するかなど、これまでの専門分野では考えもしなかったことが多くあり、研究成果の論文化には時間がかかりましたが、論文とリアルな社会の両方で形にできたことはうれしく思っています。

論文はオープンアクセスですので、どなたでもご覧いただけます。併せて城陽市産業支援サイトの方もご覧いただけますと幸いです。 (センター長 岩崎雅史)

【Infolitika J. Data Science】https://heca-analitika.com/ijds/article/view/267
【城陽市産業支援サイト】https://www.city.joyo.kyoto.jp/joint/