ブックレット②『もうひとつの「自治体行革」住民満足度向上へつなげる』

編著 青山公三、小沢修司、杉岡秀紀、藤沢実
企画 京都府立大学京都政策研究センター
出版 公人の友社、2014年
価格 本体1,000円+税
ISBN 978-4-87555-640-4

これまで「自治体行革」というと、経費・人員の削減、事務事業・組織の見直し、一部業務の外部委託、給与の減、事業の減等々の「減らす」改革ばかりの「自治体行革」が実施されてきました。しかしその結果、果たして住民サービスや住民満足度は向上したのでしょうか。持続可能な自治・自治体のあり方は担保されたのでしょうか。もうしそうでないとすれば、何のための「自治体行革」か、翻って行革とは誰のための改革なのか、今一度考える必要があります。

目次

  • 巻頭言にかえて
  • 第1部 「特別対談」
    • 講演 「地域の再生×日本の再生」
      • 山田啓二京都府知事
    • 対談 「地域自治の真価」
      • 山田啓二京都府知事 × 増田寛也京都府立大学客員教授
  • 第2部 「住民満足度につながるもうひとつの『行革』」
    • 第1節 京都府内市町村の行財政改革の現状と課題
      • 中越豊(京都府総務部自治振興課市町村行革担当課長)
    • 第2節 債権回収と生活再編によるもうひとつの「行革」
      • 小沢修司(京都府立大学公共政策学部教授)
    • 第3節 自治体評価ともうひとつの行政改革
      • 窪田好男(京都府立大学公共政策学部准教授)
    • 第4節 人材育成と行政改革
      • 杉岡秀紀(京都府立大学公共政策学部講師)
    • 第5節 公共施設マネジメントの取組と、課題、今後の展開について
      • 堀政彦(京都府総務部自治振興課主査)
  • 第3部 「座談会 もうひとつの「自治体行革」とは」
    • 【司会】藤沢実(京都府公共政策学部准教授)
    • 【参加者】青山公三/小沢修司/窪田好男/川勝健志/杉岡秀紀/中越豊