当センターでは、アメリカ・オレゴン州にあるポートランド州立大学公共サービス研究・実践センター(CPS) と 知的ネットワークの交流を行っています。
CPSは、アメリカ・オレゴン州ポートランド市にある、ポートランド州立大学(PSU)の都市及び公共問題研究カレッジ(College of Urban and Public Affairs)に所属する研究センターです。 CPSではこれまで行政学を専門とする教員やコミュニティの実務家らを講師に、地域の課題解決推進するための人材育成プログラムを40年以上にわたって提供してきました。同プログラムには、 アメリカ国内にとどまらず、日本や中国、韓国、ベトナム、タイ、メキシコ、中近東など、各国の 行政職員やNPO、大学教員等の研究者が参加しており、CPSはPSUのモットーである“Let Knowledge Serve the City(「都市に知識を」)”を実践し、大学とコミュニティをつなぐ橋渡し役として地域に貢献しています。
とりわけ、そのノウハウを生かした日本の地域公共人材(自治体職員、議員、NPO、市民活動家など)の育成プログラムに関しては、15 年以上もの蓄積と優れた実績があります。 本センターとはその目的や機能、取り組み内容についても類似する点が多く、センター運営や SD(Staff Development)についても先進的な取組みを行っています。
2018年に、本センターでは、調査・研究・ 教育及び人材育成などの面で相互協力と交流を進めるために、国際交流協定を結びました。 今年度は、コロナ禍の影響で招聘交流事業等は休止となりましたが、CPS主催のまちづくり人材育成プログラムへの参加を中心に、知的ネットワークの構築につとめています。
ポートランド州立大学公共サービス研究・実践センター(CPS)主催 まちづくり人材育成プログラムの概要
2022年度
ポートランド州立大学で実施する2022年度夏季プログラム実施
2021年度
2021年度も2020年度に引き続きオンラインでのプログラムの実施となったことを受け、川勝センター長及び鈴木コーディネーターが当日のプログラム運営スタッフとして参加しました。
2020年度
2020年には、世界規模の新型コロナウイルス禍の影響でポートランドでのプログラムの開催が出来なくなったため、オンラインで日本とポートランドをつなぎプログラムが実施されました。参加者は事前にビデオ教材の配信を受け、その教材内容を基に8月毎週土曜日の午前中(計4回)オンラインでポートランドの講師と全国から集まった参加者60名強と一同に会し日本にいながらポートランドのまちづくりを学ぶ、新しい学習スタイルのプログラムが提供されました。
夏と冬のそれぞれのプログラムにおいて、川勝センター長及び鈴木コーディネーターの2名がボランティアスタッフとしてグループワークのファシリテーターとして当日運営に参加しました。また、センター教職員2名がプログラムに参加しました。
日米のプログラムスタッフのみなさん 写真提供:CPS
2019年度
CPSから2名を招聘し、まちづくりセミナーおよび大学専門人材のためのワークショップを実施しました。
2018年
アメリカ・オレゴン州にあるポートランド州立大学公共サービス実践センター(Center for Public Service:CPS)と国際交流協定を締結し、教職員の交流事業や知的ネットワークの構築を進めています。