研究活動の要約
現在、世界全体で生産される食品の約1/3が無駄になっており、大きな問題になっています。もともと食べられるのに捨てられた食品のことを食品ロスといいますが、日本でも毎年約600万トンの食品ロスが発生しており、しかもその約半分は家庭で発生しています。
この研究は精華町の食品ロスを減らして、精華町のごみ問題と世界の食品ロス問題の解決に貢献するを目指しています。3年計画の2年目である平成30年度は、食品ロス日記調査により発生状況と原因を調べた上で、重要だと考えられる食品ロス削減行動を抽出し、それらの実践をお願いすることでどの程度食品ロスを削減できるかを調べました。また食べる予定のない食べられる食品を寄付して必要とする人に届けるフードドライブ活動の精華町での実施可能性を調査しました。事業者から出る食品ロスについては、京都生協様の協力を得て、おつとめ品など販売期限の近い商品の販売促進実験を行い、その食品ロス削減効果を調べました。
採択年 | 2018 |
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対象地域 | 精華町 |
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ファイル | 食品ロス削減に向けた社会実験研究-精華町の実態を踏まえた効果的な施策に向けて (PDF, 407 KB) |