本学の地域貢献や地域連携の活動の成果について、地域別、種類別、年度別、テーマ別で検索できます。
活動成果一覧
- 羽毛と鶏卵卵殻膜の100%再資源化システムの開発 -府内地方養鶏業発の新産業創成を目指した取り組み-
京都府内には畜産業を主要とする地域も多くあります。これら産業からは日々大量の廃棄物が生じ、関連業者はその処理に頭を抱えています。特に養鶏業からの廃棄物量は多く、鶏肉や液卵の製造過程で羽毛と卵殻部(卵殻...
- 京都府希少農産物(城州白梅と京野菜)を絶滅危惧から脱却させるための 食品機能性実証と栽培マニュアル作成
本研究は、京野菜や京都の特産果樹の生産拡大と新たな需要増加に直接寄与するため、新しい食品機能性の実証や栽培マニュアルの確立を目的としている。令和3年度(研究3年目)は城陽市の特産である梅品種「城州白」...
- 京都府産宇治茶の安定生産と独自性確保に貢献する生育予測研究と宇治茶品種の遺伝解析
宇治茶の栽培では茶樹に覆いをかけて遮光して栽培する被覆栽培という手法によって、抹茶の原料である碾茶(てん茶)や玉露などの高級茶を生産しています。近年の抹茶需要増加による被覆栽培の拡大や、地球温暖化の影...
- 京の“ほかすモン”をいろどりに変えて新しい“京”を表現する
京都府内には様々な「名産品」があります。が、その陰で、必ず膨大な「廃棄物」が出ます! この研究では、府内各所の名産品の陰にある廃棄物や、京都府各所の土、竹、藁、葦などほかすモンをアップグレードすること...
- 北山杉と京銘竹の標準化(規格化) ―伝統工芸技術継承のための科学によるトップブランド化-
本研究は3年計画の1年目である。北山杉に代表される京都の木材と、京銘竹に代表される京都の竹を、工芸技術等を継承しつつ科学的な知見も加えることによって現代のニーズに見合った製品をトップブランド化するため...
- 取り戻そう!!地域の里山植生:地域でできる里山の植生回復とモニタリング手法の開発
本研究では、南丹市美山町の田歌舎の里山をモデル地区として、地域の力で里山の植生回復を実践していくための手順を整理し、植生の回復状況を継続的にモニタリングする簡便な手法の提案を行った。具体的には、①植生...
- 城陽市の花「花しょうぶ」の生産現場で多発している土壌伝染性病害の防除に向けた調査研究
アヤメ科植物の一つである「花しょうぶ」は、端午の節句の飾り花として古くから利用されている園芸植物である。京都府内の作付面積は約3ヘクタールであり、その大部分は府内南部に位置する城陽市で生産されている。...
- 「洛いも」の地域ブランド力強化に向けた褐変抑制・低温耐性系統の作出および普及戦略の構築
京都府立大学で育成したヤマノイモ科植物のダイショを「洛いも」というブランド名で、地域特産物化することを目的として、褐変の発生など諸問題を解決するための試験を行うとともに連携包括協定を結ぶ市町村でその普...
- 京都府産木材流通のデジタルトランスフォーメーションに向けた基礎的研究
京都府内人工林の約7割が10齢級(46年生)以上の利用可能な森林である中、令和元年度には「京都府森林利用保全指針」が策定されるなど、木材需要拡大とニーズを踏まえた供給拡大に向けて取り組みが行われている...
- 荒廃農地で食用桜の葉(オオシマザクラ)を無農薬で収穫可能か -荒廃農地の有効活用による地域振興-
桜の葉の国内消費の60%が中国産、40%が国産(そのうちの7割が静岡県賀茂郡松崎町)で、国内の生産現場は高齢化が進んでいることから新たな産地が必要とされている。食用の葉については、明確な品質が求められ...