チャ樹の害虫「チャノハマキホソガ」の防除に向けた生活史および集団構造の解明

研究活動の要約

チャ樹の害虫である「チャノハマキホソガ」という小型の蛾類は,その名の通りチャノキの害虫であるが,チャノキと同じツバキ属のヤブツバキやサザンカも加害する.チャノキは,中国大陸から日本に栽培のために持ち込まれた外来植物であるが,ヤブツバキやサザンカはチャノキが持ち込まれる以前から日本に自生していたと考えられる.では,日本の茶園で発生しているチャノハマキホソガは,日本のヤブツバキ等で発生している集団から現れたのだろうか,それとも,中国大陸から茶とともに移入してきたのだろうか.本研究では,チャノキの主要害虫の1種であるチャノハマキホソガの日本集団の起源に迫ってみた.

採択年2014
対象地域京都府全体
種類
キィワード
ファイルチャ樹の害虫「チャノハマキホソガ」の防除に向けた生活史および集団構造の解明 (PDF, 284 KB)