チャ樹の害虫「チャノハマキホソガ」の産卵選好性と薬剤感受性、分布拡大様式の解明

研究活動の要約

チャ樹の害虫である「チャノハマキホソガ」という小型の蛾類は、その名の通りチャノキの害虫であるが、チャノキと同じツバキ属のヤブツバキやサザンカも加害する。チャノキは、中国大陸から日本に栽培のために持ち込まれた外来植物であるが、ヤブツバキやサザンカはチャノキが持ち込まれる以前から日本に自生していたと考えられる。では、日本の山林のヤブツバキで発生しているチャノハマキホソガは茶園で害虫かしうるのだろうか?そして、茶園で発生している個体群は、中国大陸から茶とともに移入してきたのだろうか?本研究では、チャノハマキホソガの産卵選好性と日本集団の起源に迫ってみた。

採択年2015
対象地域京都府全体
種類
キィワード
ファイルチャ樹の害虫「チャノハマキホソガ」の産卵選好性と薬剤感受性、分布拡大様式の解明 (PDF, 322 KB)