研究活動の要約
・丹後にかかわる過去の展示をリストアップし、それらの図録を検討した。
・展示コンセプトの検討―当初は時代別(原始・古代・中世・近世・近代)の柱をたて、各時代のテーマをもちよって検討。しかし、時代別案は、近世・近代の展示が難しいことが判明し、キイワード案に変更してコンセプトを再考した。
・展示候補のリストアップと絞り込み―100以上の展示物のリストアップを行い、コンセプトにふさわしい展示物を選定していった。
・近代の展示物について検討―「丹後王国論」をメインにした場合、過去の反映→現在の衰退といったイメージでとらえられかねないため、近代をどう位置づけるかが重要と判断し、近代の文化遺産についてもめぼしいものを調査した。
・近代化遺産への注目が高まり、ことに丹後には近代行政文書が他地域よりも圧倒的に多く保存されていることから、展示・図録に使うことも視野にいれて調査を進めた。
採択年 | 2013 |
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対象地域 | 京丹後市 |
種類 | |
キィワード | |
ファイル | 丹後地域を題材とした博物館展示の主題・構成に関する研究 (PDF, 245 KB) |