3D+1.5D 情報印刷を応用する視覚障害者のための感じる府立植物園の実現

研究活動の要約

目のご不自由な方にも植物園を感じてもらいたい!そのモチベーションで府立植物園をフィールドとして,一体どうやれば,目のご不自由な方に「植物園に行きたい!」を感じてもらうような情報地図を作製しています。情報地図には,園路や建物,展示,木々,ガーデンを立体印刷で3D表示し,説明を必要とする場所には,説明の音声データを埋め込み(1.5D),音声ペンを当てると情報が音声で聞ける。このような地図を「触地図」と呼んでいます。
触地図を作製するに当たり,実際に目のご不自由な方に多くの意見を頂戴し,健常者では思いもつかない貴重なご意見を得ました。これを新しい触地図作製に反映させ,3D表現,音声データやそのポイント数を大幅に改善,増やし,色弱や弱視の方にも有用な新しい触地図案を得るに至りました。

採択年2019
対象地域京都市
種類
キィワード
ファイル3D+1.5D 情報印刷を応用する視覚障害者のための感じる府立植物園の実現 (PDF, 413 KB)