ドローンを利用した鳥獣害軽減方法の確立と果樹栽培の高度化技術開発

研究活動の要約

鳥獣害の対策は、京都府のみならず全国で喫緊の課題となっている。鳥類の被害で最も大きいのは、カラスである。また鳥類の被害の中で最も多い作目が果樹であることが報告されている。そこで本研究は、省力で多大な設備投資を必要とせず、散在する果樹園で取り組み可能な、カラスを含む鳥害撃退方法の確立を目的とした。今年度、LED搭載ドローンのカラス追い払いにおいて、LEDの効果がみられ、また捕獲カラスのGPSトラッカーによるカラスの行動調査から、レーザー光およびLED光によるカラス害を減少させるシステムの構築に取り組んだ。

採択年2021
対象地域京都府全体
種類
キィワード
ファイルドローンを利用した鳥獣害軽減方法の確立と果樹栽培の高度化技術開発 (PDF, 539 KB)