研究活動の要約
丹波地方では、生産性の高い精鋭樹“丹波一号”を独自に選抜し、植樹を進めている。本研究では、丹波漆を他の地方で栽培されているウルシノキの系統と区別するためのDNAマーカーを開発した。元(社)林原共済会岡山県真庭市蒜山植栽地には、全国各地から集められたウルシノキが栽培されている。福島県から徳島県の19個体についてその多型解析を行い、“丹波一号”を含めた各系統を区別するDNAマーカーの開発に成功した。これらの成果の一部は、「丹波漆再興、科学で支援 府立大教授ら遺伝子解析」として京都新聞に掲載された。
採択年 | 2012 |
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対象地域 | 福知山市 |
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ファイル | 丹波漆を再興するための総合戦略 (PDF, 371 KB) |