研究活動の要約
城陽市で着々と進む大規模開発の数々が幸せな未来をもたらすかどうかは、城陽市が誇る豊かな産業基盤をうまく生かせるかどうかがポイントとなる。多様性を帯びた城陽市の地域産業界は魅力的であるが、これを理想的な都市開発につなげるためには、文系と理系の枠組みにこだわらない学術領域横断型の研究を展開する必要がある。初年度となる平成30年度は、城陽市の全貌を集約・発信するWebサイトの構築に向けて、文理融合型研究チームを編成して次に示す2つの研究に取り組んだ。
《地域産業界に対するヒアリング調査および政策提案》
◎「生産」「製造」「飲食」「小売」「レジャー」「医療」の産業分野ごとにそれぞれ39,49,53,43,51,39の質問項目を定め、44の企業(個人事業主含む)に対してヒアリング調査を実施。
◎ヒアリング結果をもとに現状を分析し、今後の大規模開発に向けた政策を提案。
《ヒアリング結果の数値分析およびそれを踏まえた城陽市産業支援サイトの設計》
◎ヒアリング結果を質問項目ごとに1〜5の数値に変換し、各企業の特徴をベクトル化。例えば「生産」に分類された企業の特徴ベクトルは、39個の1〜5の数値を並べた39次ベクトル。
◎特徴ベクトル間のコサイン類似度を算出することで、同業種企業間の類似性はもちろん、異業種企業間の類似性も数値化。
◎潜在的意味インデキシング技術を用いて、Webページに掲載すべき情報を厳選。
採択年 | 2018 |
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対象地域 | 城陽市 |
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キィワード | |
ファイル | 産業関連情報の総合的集約とそれを用いた地域産業情報支援および情報発信産業支援サイトのあり方と活用方策 (PDF, 976 KB) |