研究活動の要約
本調査研究は、市民が主体的に宮津市街地のまちづくり構想の策定に取り組む「宮津まちづくり会議」に、京都府立大学のメンバーがコーディネーターとして参画し、構想策定に関わっていく中で、京都府立大学が連携協力包括協定を締結している宮津市のまちづくりに対する京都府立大学の地域貢献のあり方について、探っていこうとしたものである。
同会議は、十数名の委員と、約40名のワーキングメンバーで構成され、半年間にわたって少人数グループによるワークショプ形式で構想づくりを進めた。
また、本研究の参考とするため、海辺の商業施設としてにぎわいを見せている山口県萩市の萩しーまーとに視察調査を行った。またこれと比較するべく、宮津近隣の海辺の道の駅「舟屋の里伊根」「てんきてんき丹後」「くみはまSANKAIKAN」を視察するとともに、北前船の寄港地として古い町並みを残している広島県福山市鞆の浦へも調査を行った。
<活動状況>
・H26. 6.24 まちづくり会議:今後の進め方を確認
・H26. 7.15 WG:メンバー自己紹介、今後の進め方を確認
・H26. 7.25 北前船寄港地フォーラム in 宮津・京都に参加
・H26. 8.22 まちづくり会議:先進地視察等について協議
・H26.11.21 まちづくり会議:委員の交代とWGの改組
・H26.12. 4 第 1 回WG:市街地の現状把握と課題の整理
・H26.12.25 萩しーまーと視察調査
・H26.12.26 鞆の浦視察調査
・H27. 1. 7 第 2 回WG:公園・海辺ゾーンの活用について意見交換
・H27. 1.15 第 3 回WG:既存施設の活用方策について意見交換
・H27. 1.26 第 4 回WG:宮津駅及びその周辺の整備について意見交換
・H27. 2. 9 第 5 回WG:大手川の利活用について意見交換
・H27. 2.16 まちづくり会議:中間報告の発表・公表
・H27. 2.25 第 6 回WG:中心市街地の活性化について意見交換
・H27. 2.26 丹後にある道の駅(3箇所)視察
・H27. 3.16 第 7 回WG:中心市街地へ呼び込むターゲット層について意見交換
・H27. 3.30 第 8 回WG:市街地活性化戦略について意見交換
※ 上記以外にも、市及び宮津市商工会議所(宮津まちづくり会議事務局)と随時打合せを実施
採択年 | 2014 |
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対象地域 | 宮津市 |
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ファイル | 宮津市のまちづくりに対する京都府立大学の地域貢献のあり方に関する調査研究 (PDF, 629 KB) |