研究活動の要約
地球温暖化の影響により夏場の高温化が進み、種子成熟時期に高温にさらされることにより、京都府産米の品質が低下するという影響が現われています。京都府産米の評価を維持、向上していくために早急な対策が求められています。品質低下は主に米が白く濁る白未熟粒の多発生によるものですが、その発生メカニズムの詳細は未解明でした。そこで、本研究では、京都府立大学が開発した米粒の科学的評価技術を用い、京都府農林水産技術センターが収集した高温登熟により被害を受けた障害粒と非障害粒について比較解析することで、白未熟粒の発生原因を明らかにし、京都府産米の品質低下を防ぐ方法を検討することを研究活動の目的としました。
採択年 | 2009 |
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対象地域 | 京都府全体 |
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ファイル | 米粒の科学的評価法に基づく京都米の食味向上技術に関する研究 (PDF, 687 KB) |