“巨椋池系花蓮品種”成立過程の解明と京都府内外花蓮品種の高精度DNA判別

研究活動の要約

昭和初期まで京都府南部に存在していた巨椋池(おぐらいけ)は、かつて蓮の花の名所であった。今では田畑に干拓されているが、干拓前後に採取された花蓮が“巨椋池系品種”として内田花蓮園(久御山町東一口)で維持栽培され、京都に息づく歴史を今に伝えている。しかしながら、巨椋池系品種の来歴については不明な点が多い。
この問題に関して、本研究では昨年度に引き続き、巨椋池系品種を中心に花蓮をDNAレベルで分析し、類縁関係を調査した。

採択年2011
対象地域京都府全体
種類
キィワード
ファイル“巨椋池系花蓮品種”成立過程の解明と京都府内外花蓮品種の高精度DNA判別 (PDF, 202 KB)