研究活動の要約
「日本と中国の古典演劇の比較研究」という研究テーマは、文学部日本・中国文学科で近年推進してきたものであり、これまでにも二回シンポジウムを開き、またその内容をさらにわかりやすく解説した書籍の出版などを通して、その成果を一般府民に公開してきた。今回の特別研究では、これまでの日本の能楽と中国の崑曲という比較研究の対象をさらに広げて、日本の狂言と中国の古典演劇全体における狂言的演劇要素全般について考察することを目的としたものである。すでに昨年度の研究によって、課題となる事柄の概要を見通しており、今年度は内部研究者間の検討会や外部分担者とのメール等による緊密な協議を行った上で、三月に狂言と昆曲を実演するシンポジウムを開催して成果を検証した。
採択年 | 2011 |
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対象地域 | 京都府全体 |
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ファイル | 日本と中国の古典演劇の比較研究 (PDF, 155 KB) |