赤れんが倉庫群と周辺地域をつなぐエコミュージアム構想の研究

研究活動の要約

本研究は、平成25年に包括協定を締結した舞鶴市と本学の連携の一貫として取組まれるに至ったACTRの継続研究である。
3年目にあたる平成27年度は、昨年度提案した「舞鶴エコミュージアム構想」の実装のために、舞鶴全体、また舞鶴の外から見た視点を重視し、調査研究を進めた。月1の研究会については、舞鶴の中でも加佐地区で開催したり、南丹市で開催したり、京都府立大学で開催し、舞鶴以外の視点で議論できる工夫をした。調査については、ホフマン窯を視察し、東舞鶴以外の視点で赤れんがの現状について確認した。また、舞鶴の赤れんがの相対的価値を確かめるべく京都市の赤れんが調査も行った。加えて、他地域の先進事例(国内)も調査した。そして、実践面では、これまでの2年間の研究成果の還元も兼ね、京都府立大学の学園祭にて「舞鶴揚げ」や舞鶴地産地消赤れんが(QBB:Quick Built Brick)の販売を行ったり、京都府の文化ベンチャーコンペティションや日本地方(地域)政治学会に応募し、広く社会にその成果を問う機会も作った。
【具体的経過】
(平成27年度実績)
・ 6月19日:第1回研究会(舞鶴)
・ 7月18日:第2回研究会(舞鶴)
・ 8月30日:第3回研究会(府大)
・ 9月27日:第4回研究会(舞鶴・加佐)
※研究会終了後、ホフマン窯見学
・10月17日:第5回研究会(舞鶴)
・12月12日:第6回研究会(府大)
・ 1月16日:第7回研究会(南丹市)
・ 2月11日:第8回研究会(舞鶴)
・ 3月14日:成果報告会

採択年2015
対象地域舞鶴市
種類
キィワード
ファイル赤れんが倉庫群と周辺地域をつなぐエコミュージアム構想の研究 (PDF, 297 KB)