研究活動の要約
本研究は、「海」に注目して、丹後地域の一体性および各地域が持つ独自性を解明することを目的とした。府立大学文学部歴史学科では従来から丹後地域の歴史・文化に関する研究調査を行ってきたが、本研究では「海」という視点を導入することで、これまでの成果を一段高めることを目指した。研究活動の中心は、各地に残る資史料を整理し目録作成を行うことで、舞鶴市多門院区有文書、餘部上村庄屋井上家文書、「宮津船問屋文書」(京都府立丹後郷土資料館所蔵)、京丹後市に残る近代文書などの整理を行った。またそれらが持つ価値を広く知ってもらうために、宮津でシンポジウムを開催し、さらに成果報告書を作成することで府内外への発信にも努めた。
採択年 | 2016 |
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対象地域 | 京丹後市 |
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ファイル | 「丹後の海」の歴史・文化に関する総合的研究 (PDF, 325 KB) |