研究活動の要約
京丹後市大宮町に所在する大宮売神社は、丹後国二宮として知られ、古代の文献史料にも記録される神社である。明治・大正年間以来、その境内からは古墳時代の祭祀遺物が出土し、神社成立以前から地域の人びとによって祭祀・信仰の場であったことがわかっている。つまり、大宮売神社は古代以前にさかのぼって神社の成立過程をさぐることのできる貴重な例であるものの、そこから出土した考古資料の大半は未整理のまま大宮売神社の社務所に保管されてきた。本研究は、その資料を整理・報告するとともに、その成果をひろく日本と東アジアの歴史のなかに位置づけようとするものである。
採択年 | 2016 |
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対象地域 | 京丹後市 |
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ファイル | 京丹後市域の考古資料を中心とした文化遺産の整理と活用 (PDF, 453 KB) |