研究活動の要約
コウゾとミツマタの炭、和紙原料の廃棄物利用の「域」を超えて、消臭機能や抗菌機能、さらには蓄熱、水浄化機能を持つ機能性材料としての特性が明らかになってきた。加えて、ミツマタには「鹿」忌避作用があることも明らかになってきた。
この「機能性炭」をインク化し「墨インク」としての応用を推し進め,友禅印刷技術や活版印刷技術を利用することで、消臭シートをはじめとして、情報名刺、コースター、カレンダー、修了証書、インテリア、便箋等々、様々な「製品」を、黒谷和紙をはじめとする和紙とコラボすることで生み出し、現地報告会や様々な展示会、ギフトショー、大学見本市等で発表し、和紙利用の新たな方向性も示した。
採択年 | 2018 |
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対象地域 | 京都府全体 |
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ファイル | 逆転の発想による和紙原料栽培の多角的活性化と和紙新時代への寄与 (PDF, 346 KB) |