城陽市の花「花しょうぶ」の生産現場で多発している土壌伝染性病害の防除に向けた調査研究

研究活動の要約

アヤメ科植物の一つである「花しょうぶ」は、端午の節句の飾り花として古くから広く国民に親しまれ、利用されている園芸植物である。京都府内の作付面積は約3ヘクタールであり、その大部分は府内南部に位置する城陽市で生産されている。城陽市における花しょうぶ栽培の歴史は古く、現在は国内4大産地の一つにも数えられている。当該地域における栽培の最大の特徴は、良質で温かい地下水を利用した促成栽培であり、冬季よりその湧水を掛け流すことで開花期を早め、端午の節句に出荷を合わせるよう開花を制御することで市場のニーズに応えてきた。しかしながら近年、土壌病害が多発し、その安定生産を脅かす深刻な問題となっている。そこで私たちは、その病害防除に向けた調査研究を開始した。具体的には、(1)府内の花しょうぶ生産現場における病害発生実態の調査、(2)病原体の特定とその生理生態特性の調査、(3)土壌からの病原体の検出手法や発病リスク評価法の確立、(4)得られた情報に基づく合理的な防除手段の検討や、確立した手法を用いた防除手段の有効性の評価を行う

採択年2020
対象地域未選択
種類
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ファイル城陽市の花「花しょうぶ」の生産現場で多発している土壌伝染性病害の防除に向けた調査研究 (PDF, 12 MB)