京都府における作物遺伝資源を活用した地域ブランド農産物産地の形成に関する研究

研究活動の要約

1)ブランド産品化平成21年度までに選抜した新規トウガラシ3系統について品種登録申請に必要なデータ収集と種子採集を実施した。
2)栽培実証試験①ダイショについては有機栽培生産者への苗配布と現地試作、②新規トウガラシ系統については附属農場プラスチックハウスにおける夏季の試験栽培を行なった。
3)特産品の特性研究①京丹後市の自生集団由来のハマボウフウ実生を軟白栽培し、その生育特性や食味の調査を行った。②マスカディンブドウの既存品種における栽培特性と機能性成分(レスベラロール)の含有量の調査を行うとともに、組織培養技術を用いてわい性系統を育成した。
4)地域農産物の特徴付けとレシピ開発てん茶の茎、ダイショ、新規トウガラシ類などについて、栄養特性や健康に与える機能性成分などの特徴付けを進め、それぞれの特性を生かした利用法、調理・加工メニューの開発を行なった。

採択年2010
対象地域京都府全体
種類
キィワード
ファイル京都府における作物遺伝資源を活用した地域ブランド農産物産地の形成に関する研究 (PDF, 282 KB)