竹林拡大の解決のための科学的実践的学際研究

研究活動の要約

竹林拡大の把握・解析にきわめて有効なツールとしてGISの活用が有効であることから,基礎資料として長岡京市の最新地図を購入し,竹林の分類,さらに放置竹林・管理竹林の分類が可能かどうかについて詳細なデータ解析をおこなった.
12月2日に京都府下のタケに関わる各種団体や研究協力機関全てを交えた合同の会合を開催するとともに,本ACTRの成果について報告会をおこなった.
竹林の手入れの有無が生態系の二酸化炭素固定能にどのような影響を与えるかを見るため,長岡京市内にモデル放置竹林とモデル管理竹林を設置し,その竹林において,現存量調査を行い,二酸化炭素固定能を精確に把握した.またその結果を過去の長岡京市内のモデル放置竹林と比較検討した.
竹炭あるいは竹チップの土壌改良材としての効果を,京野菜栽培現場で実践調査研究した.また,クン炭製造設備を利用した竹炭製造試験をおこなった

採択年2011
対象地域長岡京市
種類
キィワード
ファイル竹林拡大の解決のための科学的実践的学際研究 (PDF, 3 MB)