体感温度の認知を活用した健康と環境に配慮した行動の促進の可能性

研究活動の要約

熱中症やヒートショックによる健康被害は多く,この原因による死者数は,交通事故を上回ると言われている。これを避けるためには,温湿度の実態を測定して,現状を把握するとともに,居住者が温湿度を把握して,適切に対処できることが重要である。また,同時に温暖化対策としての省エネルギーに配慮することも求められる。この観点から以下の3つを対象とした調査を行った。1.住宅での夏期と冬期の温湿度の実態調査,2.空調が導入されている小中学校の児童・生徒,教員,保護者の意識調査,3.京都学生祭典の打ち水への参加による意識と行動の変化の調査,である。

採択年2011
対象地域長岡京市
種類
キィワード
ファイル体感温度の認知を活用した健康と環境に配慮した行動の促進の可能性 (PDF, 211 KB)