研究活動の要約
本研究は、亀岡市の旧城下町の内外における伝統的な家屋を取り上げ、その建築的な特徴を検討した。
特に注目したのは、亀岡旧城外の街道沿いに立地する伝統的家屋についてである。これらは、いわゆる農家なのか、あるいは町家なのか、その両方の特徴を有する中間的な存在なのか。本研究は、そのような素朴な疑問から始動した。そのために、家屋配置や平面構成、構造形式、などについてその特質を明確にすべく検討した。具体的には、亀岡市域における街道沿いの伝統的民家(調査対象地において183軒、内街道筋に立地する家屋110軒)を主対象に分布調査と聞取り調査を行い、その中から重要と思われる家屋について実測調査を行った。その際には間取りの復原的把握と構造形式の把握に重点をおいた。
採択年 | 2012 |
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対象地域 | 亀岡市 |
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ファイル | 亀岡市旧亀山城下町および周辺地域における文化的景観に関する調査研究 (PDF, 419 KB) |