研究活動の要約
京都府宇治田原町は茶生産で著名ですが,茶と並ぶ町内の特産品に「古老柿」があります。古老柿を生産すると柿皮が、廃棄物として発生しますが、これまで柿皮は利用価値が乏しいと考えられていました。一方、柿皮にはβ-クリプトキサンチンというカロテノイドが高濃度で含有されていることが知られています。このβ-クリプトキサンチンには、発ガン抑制作用や抗酸化作用のあることが知られており,古老柿生産副産物の柿皮も抗炎症の機能性食品として応用できる可能性が高いと考えました。そこで,肝炎の予防や日焼けによる皮膚老化の予防についてモデル動物を用いて調べました。
採択年 | 2012 |
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対象地域 | 宇治田原町 |
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ファイル | 宇治田原町特産「古老柿」皮乾燥物の有効利用 (PDF, 227 KB) |