研究活動の要約
『京童』による京都の国際発信
京都府立総合資料館所蔵の『京童』(中川喜雲著 明暦 4〈1658〉年刊)は、出版された最初の京都名所案内記で、その後に続々と登場してくる京都ガイドブックの出発点となる記念碑的な作品です。
本研究では、『京童』の内容を国内のみならず、海外の人々にも知っていただくことを主眼とし、江戸時代に著された古典としての『京童』の文章に注釈や現代語訳を施すとともに、英語訳・中国語訳も試みました。
さらに『京童』の記事に関して、歴史学からの考察やフィールドワークを通じての現代との比較調査なども行いました。
採択年 | 2013 |
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対象地域 | 京都府全体 |
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ファイル | 現代版『京童』へのアプローチ ―「国際京都学」研究における京都府立総合資料館所蔵古典籍活用の可能性― (PDF, 313 KB) |