研究活動の要約
京都府独自の酒造好適米「祝」について、京都府立大学が開発したタンパク質の米粒内分布解析(蛍光抗体法)を行い、「祝」の特徴を明らかにした。京都府農林水産技術センター農林センターでは、収量を確保しつつ、割れ米が発生しにくい「祝」の栽培方法について検討を行い、その栽培条件で生産した「祝」について、伏見酒造組合の協力を受けて、酒造適性値を調査した。また、伏見酒造組合が搗精した精米歩合の異なる「祝」に含まれるタンパク質の組成について京都府立大学が調査した。更に、「祝」の生成酒を用い、京都府立大学が開発したペプチド分析を行い、「祝」の生成酒中に腸炎を抑制すると考えられるペプチド成分が含まれることを明らかにした。
採択年 | 2013 |
---|---|
対象地域 | 京都府全体 |
種類 | |
キィワード | |
ファイル | 京都府独自の酒造好適米「祝」およびその生成酒の品質向上へ向けた特性解明に関する研究 (PDF, 278 KB) |