食育の推進による子どもの食生活改善と健康づくりに関する研究

研究活動の要約

幼児期の子供にとって「食」は健やかな心と身体の発達に欠かせない。幼児期の食事は学童期の食事の質や生活習慣病のリスクファクターと関連するため,早期から望ましい食・生活習慣を身につけ,生涯にわたる健康づくりに資することが大切である。そのために幼児期からの食育が必要となるが,効果的な食育を実施するためには,地域特性を把握し,実態に基づいて食育することが必要である。精華町では,平成25年に第2次精華町食育推進基本方針が策定され,母子保健事業や食育推進事業が行われているが,幼児期の食・生活習慣の調査はなされていない。
本研究では,①保育所に通う幼児とその保護者の食・生活習慣の実態を明らかにし,効果的な食育計画を立案すること,②アセスメントに基づいた食育の実施とその評価,を目的とした。
本年度はベースライン調査の実施及びその結果をもとに食育計画の立案と,一部の保育所で食育を実施した。

採択年2014
対象地域精華町
種類
キィワード
ファイル食育の推進による子どもの食生活改善と健康づくりに関する研究 (PDF, 453 KB)