研究活動の要約
本研究は、❶天橋立の保養観光地としての特質や価値を国内外の比較を通じて明らかにすること、❷シンポジウムなどの成果公開事業を通じて地域住民や府民にひろく研究成果の周知をはかること、の大きく2点を目的に活動した。〔a〕学内における定期研究会の開催、〔b〕現地調査の実施および文化的関係事業への参加(7月)、〔c〕現地ミニシンポジウムの開催(1月)などを行うことで、❶・❷に資するための学際的な共同研究を進め、その成果公開を行った。また、地域に残る絵はがきや古写真などの史料調査を実施して分析を行ったほか、天橋立と全国の近代保養地との比較研究を行うため、近代に開設された海水浴場の創始時期・所在地調査を進め、近代海水浴場の全国的展開について研究的にもはじめて明らかにしたほか、これらと天橋立海水浴場との関係について検討した。
採択年 | 2014 |
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対象地域 | 宮津市 |
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ファイル | 天橋立の近代史と保養:水際の保養文化に関する史的国際研究 (PDF, 5 MB) |