京丹後市域の考古資料を中心とした文化遺産の整理と活用

研究活動の要約

京丹後市大宮町に所在する大宮売神社所蔵の史資料の調査・整理を実施した。大宮売神社には、神社の歴史をしめす扁額や文書史料、境内遺跡から出土した弥生時代の土器、古墳時代の土師器やミニチュア土器などのほか、旧大宮町内の各所から出土した縄文時代の磨製石斧、古墳出土の須恵器や鉄器、中世経塚出土の経筒などが、未整理のまま社務所に保管されている。それらの史資料について、目録を作成して資料の全体像を把握した。とりわけ考古資料については、実測図作成や写真撮影などをおこなうなど、詳細な調査をおこない、また調査記録を本学に持ち帰り、整理作業を継続的におこなった。

採択年2015
対象地域京丹後市
種類
キィワード
ファイル京丹後市域の考古資料を中心とした文化遺産の整理と活用 (PDF, 363 KB)