研究活動の要約
これまで幾度も土砂災害や水害に遭ってきた福知山市の大堀区において,自主防災活動の見直しを行うとともに,活動を活性化し,活動が住民の意識変化に与える影響について検討した。
本年度は荒木地区において3回のワークショップを開催し,住民の参加の下,①マイ防災マップの作成,②現場見学会,③避難行動タイムラインの作成を行った。また,ワークショップ開催の前後にアンケート調査と聞き取り調査を行い,活動の活性化に伴う住民の意識変化について検討した。
研究の成果として,荒木地区のマイ防災マップや避難行動タイムラインが作られ,住民の防災意識が一層進む結果となった。しかしながら,避難行動タイムラインの理解度など,まだ十分でない点もあるため,今後さらに防災意識の啓発を兼ねた自主防災活動の進展が必要と考えられた。
採択年 | 2019 |
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対象地域 | 福知山市 |
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キィワード | |
ファイル | 大堀区における地区防災計画の策定と住民の防災意識の変化の検証 (PDF, 496 KB) |