研究活動の要約
高台寺近くの民家の庭先で100年生に近いブドウ樹が発見され、このブドウは、京都において安土桃山時代から栽培の記録があり、昭和になって絶滅した‘聚楽’ブドウまたはその子孫である可能性がある。本研究では、この‘聚楽’そのものまたは子孫の可能性のあるブドウの栽培、これを育種親に用いた新たな府独自ブドウ品種聚楽シリーズの育成を行い、京果樹のブランディングを図っていくことを目的とする。
今年度その中で,‘甲州’および‘聚楽’のゲノムデータの取得を行い、公開されているヨーロッパ種(Vitis vinifera)を中心とした世界のブドウ30品種とのゲノム解析も行った。また、母樹の葉からRNAを抽出し、ウイルスに罹病しているか調査を行った。
採択年 | 2019 |
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対象地域 | 京都市 |
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ファイル | 絶滅したと考えられた京都固有在来ブドウ品種‘聚楽’の復活と新たな利用方法の確立 (PDF, 239 KB) |