産業関連情報の総合的集約とそれを用いた地域産業情報支援および情報発信産業支援サイトのあり方と活用方策

研究活動の要約

城陽市の産業に係わる情報を掲載した城陽市産業支援サイト(JoInT:Joyo Industrial-support & promotion Tool)の一般公開に向け、前年度にひき続いて「地域産業界に対するヒアリング調査」「ヒアリング結果に対する数値分析」に取り組んだ。今年度のヒアリング調査で訪問した企業(個人事業主含む)は14社であり、前年度の44社をあわせると2年間で58社にのぼる。ヒアリング調査には文系と理系、大学関係者と市役所関係者の混成チームで臨んだ。ヒアリング結果をもとに企業ごとの特色をベクトルで、産業分野ごとの特色を行列で表した。ベクトルを長さやコサイン尺度の視点から比較することで、同業種間の類似度はもちろん、異業種間の類似度についても算出した。また、行列に対して特異値分解を施すことで、生産分野ならば「希少性」のような、産業分野ごとにJoInTにおいて強調すべきキーワードを明らかにした。

採択年2019
対象地域城陽市
種類
キィワード
ファイル産業関連情報の総合的集約とそれを用いた地域産業情報支援および情報発信産業支援サイトのあり方と活用方策 (PDF, 610 KB)