研究活動の要約
高台寺近くの民家の庭先で100年生に近いブドウ樹が発見され、このブドウは、京都において安土桃山時代から栽培の記録があり、昭和になって絶滅した‘聚楽’ブドウまたはその子孫である可能がある。
本研究では、この‘聚楽’そのものまたは子孫の可能性のあるブドウの栽培、これを育種親に用いた新たな府独自ブドウ品種聚楽シリーズの育成、ワインやジャム、ジュース等の加工品に用いることによる6次産業化を計り、京果樹のブランディングを図っていくことを目的とする。
平成30年度は、その中で、‘聚楽’について、まず基本となる繁殖方法の確立に取り組み、栽培特性評価を行った。さらに遺伝特性の評価を、DNA解析を行い、日本古来で山梨で栽培されてきた‘甲州’ブドウとの類縁関係についても考察した。
採択年 | 2018 |
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対象地域 | 京都市 |
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ファイル | 絶滅したと考えられた京都固有在来ブドウ品種‘聚楽(じゅらく)’の復活と新たな利用方法の確立 (PDF, 390 KB) |