丹後ちりめんアーカイブの構築

研究活動の要約

丹後織物同業組合（現丹後織物工業組合：京丹後市）が1920年代から現在まで刊行している公報『丹後縮緬』『丹後織物』のうち、1960年代までの公報の撮影とデジタル化を完了した。並行して近世文書の解読を進め目録を作成した。
浅茂川機業組合に保存されている、近世末からのちりめん関係資料を撮影・デジタル化した。
以上の資料を取捨選択してデジタルアーカイブの骨組みを構築した。
2021年10月31日にシンポジウムを開催し、ちりめんアーカイブが地域社会にもたらす意義を明らかにし、今後の課題を提起した。