研究活動の要約
城陽市域の神社に所在する石造物などの文化財を悉皆的に調査した。とくに石燈龍や石鳥居、手水鉢などは、地域の記憶とも言うべき銘文が残っており、それらを丁寧に記録することから、地域の歴史を解明する資料とすることができた。また、神社に関係する様々な資料を解読し、それをデータ化することにより、地域史の基礎資料としたばかりでなく、絵馬などに込められた人々の思いを復元することが可能になった。そして社叢を含めた神社の景観は、地域をつなぐ街道の中でも重要な要素となっており、古くから人々が親しんだ景観を復元する材料とすることができた。
採択年 | 2011 |
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対象地域 | 城陽市 |
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ファイル | 神社・街道を中心とした城陽市域文化遺産の調査と情報化 (PDF, 1 MB) |