地域文化遺産を活用するための調査・記録・情報化の研究―八幡市域を中心とした文化情報学研究の確立―

研究活動の要約

八幡市域は石清水八幡宮を中心に、歴史、文化遺産の多いまちである。昨年に続き計2年間、教員・学生ともに、現地調査をおこない、この多様な文化遺産を以下のかたちで記録、情報化した。
①中ノ山墓地の石仏群75体の銘文や位置を調査し、江戸時代の地域の信仰について解明
②村の鎮守である各地の神社の常夜灯、鳥居の銘文や寸法を調査し、神社と地域の歴史を考察
③市内の旧家に所蔵されていた古文書を調査し目録を作成、公開、江戸時代の八幡の歴史が判明
④石清水八幡宮と八幡宮神領に関する文書や絵図を調査し、八幡宮の祠宮家、八幡の火事や淀屋関係史料の発掘などの歴史を解明
⑤洞ヶ峠から八幡市駅の間の旧東高野街道を踏査し、数多くの道標、景観など文化遺産の確認

採択年2010
対象地域八幡市
種類
キィワード
ファイル地域文化遺産を活用するための調査・記録・情報化の研究―八幡市域を中心とした文化情報学研究の確立― (PDF, 1 MB)