研究活動の要約
「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」の施行に伴い、品質性能が担保された国産材の需要の増大が予想される。日本には、その仕組みとしてJASが存在するが、中小零細企業が多い京都府ではJAS認定工場は2社のみと少なく、その理由としては、取得や維持に必要な費用・労力が中小零細企業にとって大きいことが挙げられる。一方、他の自治体では、地域特性に合った独自の品質表示制度が存在することから、費用・労力を軽減した品質表示制度の確立が急務である。そこで本研究では、京都府の木材産業の活性化に寄与することを目的とし、京都の地域特性に合った品質表示方法を様々な観点から検討するとともに、得られた結果を踏まえて品質表示方法(案)を作成した。
採択年 | 2010 |
---|---|
対象地域 | 京都府全体 |
種類 | |
キィワード | |
ファイル | 京都府産認証木材の環境性能表示と品質(性能)基準策定 (PDF, 405 KB) |