京都府内におけるツキノワグマ目撃情報の解析と出没予測

研究活動の要約

京都府内にはツキノワグマが500頭 ~ 1,000頭生息していると推定されており、毎年、少なからず、人身事故が発生している。これは、近年、ツキノワグマが里に出没するようになったためである。府民の安心・安全な暮らしを確保する上で、ツキノワグマの出没を予測できるようになることは、喫緊の課題である。京都府では、京都府・市町村共同統合型地理情報システム(GIS)を利用して、平成19年からツキノワグマ目撃情報を収集・蓄積している。本研究では、このデータを解析して出没傾向を把握した。また、クマの糞便を収集しDNA解析をすることにより由良川周辺個体の系統についても調査した。

採択年2012
対象地域与謝野町
種類
キィワード
ファイル京都府内におけるツキノワグマ目撃情報の解析と出没予測 (PDF, 885 KB)