伊根浦舟屋群の保全・継承のあり方についての検討 −生活文化的・民俗学的視点からの調査を通して−

研究活動の要約

本町は、伊根浦地区が平成17年に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、町並みを構成している建築物や環境も含めた景観的な保存活動はなされてきた。しかし、そうした物的環境以外の舟屋における生活や生業の実態をみると、従来の舟屋を中心としたライフスタイルはほとんど見られなくなり、手こぎ船による刺し網漁などの伝統的漁法を実践している漁民も、漁船の大型化や漁民の高齢化により姿を消しつつあるのが実情である。
本計画では、消えつつある伊根・舟屋における生活実態を民俗学的道具学的視点から、生活文化調査を実施し、「ほんものの伊根舟屋文化保存観光(Tourism and Authenticity)」を推進していきたいと考え、以下の項目について実施した。

採択年2014
対象地域伊根町
種類
キィワード
ファイル伊根浦舟屋群の保全・継承のあり方についての検討 −生活文化的・民俗学的視点からの調査を通して− (PDF, 522 KB)