京都府立大学精華キャンパスで研究を行っている「洛いも」の普及ならびに精華町における特産農産物化を目指す研究

研究活動の要約

京都府立大学で育成したヤマノイモ科植物のダイショを「洛いも」というブランド名で、地域特産物化を目指すとともに府立大学と連携包括協定を結ぶ市町村においてその普及を図った。精華町、長岡京市および宇治田原町内の保育所や小学校あるいは市役所に苗を配布して、グリーンカーテンとして栽培し、広く一般へPRした。同時に、精華町農家において生産されたイモの地域特産物化を図るために、11月に開催された精華祭りでのPRおよび販売を行い、購買層の調査ならびにアンケート調査を行い、洛いものブランド化へ向けたマーケティング戦略のための基礎的データを得た。また、洛いもの新たな利用法として焼酎の試験作成を試みた。さらに、日射量に影響されるグリーンカーテンの草丈とイモの収量との関係およびイモの褐変の発生が土壌の過湿によるものである可能性を明らかにした。

採択年2015
対象地域精華町
種類
キィワード
ファイル京都府立大学精華キャンパスで研究を行っている「洛いも」の普及ならびに精華町における特産農産物化を目指す研究 (PDF, 354 KB)