地元産原料に根ざした黒谷和紙製品の機能化と多角化

研究活動の要約

京都府無形文化遺産である黒谷(くろたに)和紙(綾部市)とその原料の1つである、白道路(はそうじ)コウゾ(綾部市)。単に和紙とその原料という関係をさらに発展させ、地元産の原料の優位性を明かにすると同時に、黒谷和紙の機能化(より良い和紙)と多角化(新しい使い方)とコウゾの有効利用を発展させて、双方がウインウインになる方策を見いだす地域貢献活動を行ってきました。
このことにより、黒谷和紙、白道路コウゾの往来を活発にし、地元産原料の重要性を双方に認識頂き、より良い和紙の作製と、その新しい利用方法の開拓を黒谷和紙で活発化し、さらには、原料利用の促進と、全く新しい利用方法の開拓により、コウゾ栽培の活性化を促す効果を得ました。

採択年2016
対象地域綾部市
種類
キィワード
ファイル地元産原料に根ざした黒谷和紙製品の機能化と多角化 (PDF, 574 KB)